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【コラム】V・プレミアリーグ女子~世界トップの外国籍選手が競演~

2017年10月21日に開幕した2017/18V・プレミアリーグ女子大会も、11月12日で1レグが終了。開幕から9連勝と波に乗る久光製薬スプリングスが26ポイントと一歩リードする中、11月18、19日に連勝を飾ったJTマーヴェラスが独走を許さず追いかける展開に。さらに、3位のトヨタ車体クインシーズから6位の東レアローズまでが4勝5敗で並び、7位のNECレッドロケッツまでの5チームが4ポイント差の中でひしめき合うなど、中盤戦も目が離せない白熱の展開が予想される。

この熱い戦いをさらに盛り上げているのが外国籍選手たちの活躍だ。男子に負けず劣らずの世界レベルの選手たちを紹介する。

首位を走る久光製薬スプリングスのミドルブロッカー、アキンラデウォ,フォルケは、191cmの長身と高い身体能力を持ち、最高到達点は男子並の331cm。2016年のリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得したアメリカナショナルチームのメンバーで、アキンラデウォ自身もベストミドルブロッカーに選出されている世界ナンバー1ミドルブロッカーだ。現在、個人ランキングでもアタック決定率部門で1位(60.7%)、ブロック決定本数でも1位(0.91)とダントツの数字でひた走る。また、アキンラデウォの魅力はプレーだけではない。チームに与えるプラスの影響は精神面でも大きく、「バレーに取り組む姿勢はもちろん、プレーそのものも見て学ぶところが多々あります。現在チームで取り組んでいるリードブロックのシステムもアメリカナショナルチームの経験で熟知していますし、いろいろな形でいい風をこのチームに吹き込んでくれていると思います。選手たちもリスペクトといいますか、そういった目で彼女のことを見ていますし、接しています」と、酒井新悟監督も語る。かつて、トヨタ車体クインシーズでプレーした実績もあり、日本のリーグを熟知していることも強みの一つ。久光製薬スプリングスの女王奪還に向け、欠かせない存在と言えるだろう。



また、アキンラデウォに並び、個人成績でも存在感が光るのが、今シーズンが初めてのVリーグ参戦となるトヨタ車体のネリマン, ゲンシュレックだ。現在、総得点(237点)、アタック決定本数(6.36本/1セットあたり)の2部門で首位。旧姓・オズソイの時代から長年トルコナショナルチームでも活躍中だが、昨シーズン、イタリアリーグのモデナで準優勝とハイレベルなチームで実績を積んできた高い攻撃力を持つエースだ。安定感のある攻撃力はもちろん、守備もそつなくこなしチームに大きく貢献している。



ネリマンと同じく初参戦となるのが、東レアローズのケイディ リン,ロルフゼン。23歳と若い選手だが、昨シーズンはドイツの名門チーム・ドレスナーSCに所属した実績を持つ。またアメリカナショナルチームにも選出経験があるなど、将来性が高く評価されている選手の一人だ。加えて、大学、ドレスナーSCを通じて、双子のアンバー選手とプレーしたことでも知られている。若い選手が多く揃う東レアローズの中で共に切磋琢磨し、チームを勝利へ導きたい。



現在2位につけるJTマーヴェラスのポイントゲッターは、ミハイロヴィッチ,ブランキツァ。パワフルなスパイクだけでなくディフェンス力にも長け、攻守で高い実力を誇るエースだ。セルビア代表として数々の国際大会で活躍しており、中でも、2016年のリオデジャネイロオリンピックでの銀メダル獲得が記憶に新しいところ。同大会では、ベストアウトサイドスパイカー賞を受賞するなど世界のエースに君臨している。現在、総得点ランキングでは3位(220点)につけているが、中盤から終盤戦の勝負どころで更なる活躍に期待大だ。



複数年、チームに在籍しているのがデンソーエアリービーズのクリスティアネ,フュルストと日立リヴァーレのジャクソン,カースティの2選手。ともにチーム所属2年目のシーズンとなる。日本でもおなじみの選手の一人であるクリスティアネは、ドイツのナショナルチームのミドルブロッカーとして長きにわたり活躍。193cmの長身を生かしたブロック力と高さに加えてスピードもあるブロード攻撃でチームを支える。また、ジャクソンは、高い身体能力から繰り出すパワフルなクイックを武器にセッター佐藤美弥が操るスピードバレーの中心を担っている。ムードメーカーとしての役割も大きく、チームメイトから愛される明るいキャラクターにも注目してほしい。

 

上尾メディックスの得点源は、キューバの大砲、カルカセス,ケニアである。久光製薬スプリングスに所属した第12回Vリーグでは、敢闘賞、得点王、ベスト6に輝いた実績を誇る。その後は、スイス(ヴォレロ・チューリッヒ)やブラジル(モリコ・オザスコ)など世界各国のリーグを渡り歩き、いずれもポイントゲッターとして活躍した。今季も総得点ランキングで2位につけており、上尾メディックス上位進出のキープレーヤーであることは間違いない。



中盤から終盤にかけて、さらにチームが熟成されていく中、彩を添える世界のスタープレーヤーたちの活躍をお見逃しなく!