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2017/18V・プレミアリーグは、10月21日に女子は仙台、男子は東京で開幕!

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【コラム】Vリーグの"顔"がビーチに集結!~ 「Vマッチ・ビーチバレーボール大会in大田」展望~

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V・プレミアリーグの選手が戦いの舞台をビーチに移して争われる「Vマッチ・ビーチバレーボール大会 in おおた」が5月20日(土)、21日(日)、大森東水辺スポーツ広場内ビーチバレーボールコート(東京都大田区)にて開催される。今年で3年目を迎えるVリーガーによるビーチバレーボールイベントは、年々進化を遂げてきた。2015年は「4人制」、2016は「3人制」、そしてついに2017年は、オリンピックでも採用されている「2人制」が導入される。

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2015年に行われた最初のVマッチイベントは決勝でJTを下した堺が優勝

コートの中には、たった2人。ビーチバレーボールは、バレーボールと同じく3回以内で相手コートにボールを返さなければいけないため、両人ともに必ずボールコンタクトする。ポジションや役割が決められている6人制とは異なり、1人のプレーヤーがレセプション、ディグ、セット、攻撃を行い、オールラウンド能力が求められる競技だ。今大会では、普段決まったポジションでプレーしている選手たちが、ビーチでどんなプレーを見せるのかが、最大の見どころである。

この競技特性に魅せられ、Vリーグからビーチバレーボールに転向し、過去に大成した選手は少なくない。代表格としては、全日本、サントリーサンバーズのミドルブロッカーだった朝日健太郎。「新しい自分の可能性を探したかった」と転向7年目で悲願の五輪出場を達成した(2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪)。女子ではインドアバレーの全日本代表として活躍し、その後ビーチへ転向を果たした高橋有紀子、佐伯美香は、シドニー五輪(2000年)で4位に輝いた。また、現在もトップクラスで現役を続けている田中姿子や西村晃一も、かつて全日本やVリーグチームで活躍していた名プレーヤーである。

そして、2017年。新たにビーチバレーボールを戦いの場として選んだのが、越川優(元・JTサンダーズ/サントリー)と石島雄介(元・堺ブレイザーズ)だ。2人の視線の先にあるのは、2020年に開催される東京五輪である。4月から活動を開始している石島は、「いろいろ環境が変わっていく中で、ビーチにシフトするほうが自分のためになると決断した。東京五輪の出場条件がビーチバレーボールは明確で、そこで結果を出せばいけると思っている」と語る。

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Vリーグでの最後のイベントとなったオールスターゲーム後の記者会見で握手する石島と越川


一方、インドアプレーヤーとしての最後の試合となった「第66回黒鷲旗全日本選抜大会」で優勝し、有終の美を飾った越川は、今大会がビーチのデビュー戦。当初は、石島とペアを組む予定だったが、石島のケガにより、ファン待望の『ドリームペア』は先送りとなった(本イベントには山村宏太氏とのペアで出場)。越川は、「お互い実力をつけて、いつの日かペアを組める時がきても、これまで全日本で一緒に戦ってきた仲なので、初めてペアを組んだ感じはしないと思う。自分は世界でも高さが不足しているので、石島さんの高さと攻撃力があれば、ディフェンスを優位に進めることができると思う」と、転向への意気込みを語った。

もちろん、現役のVリーグ選手たちにも注目だ。中でも、今年度の全日本チームにも登録されているエース・清水邦広と、日本の守護神として活躍してきた永野健のパナソニックパンサーズ組。201cmのミドルブロッカーの新鋭・高橋健太郎と、同じく若手の峯村雄大を送り出してきた東レアローズ組ら、スケールの大きい選手たちが、めまぐるしく変わる風と砂の上でどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみである。