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2017/18V・プレミアリーグは、10月21日に女子は仙台、男子は東京で開幕!

2017/18Vリーグ 今週のみどころ【V・プレミアリーグ 開幕戦】

2017/18Vリーグ 今週のみどころ【V・プレミアリーグ 開幕戦】

2017/10/19

■V・プレミアリーグ女子大会





 日本リーグ創設から50周年の記念イヤーとなった昨シーズンを経て、新たな一歩目となる2017/18V・プレミアリーグ女子大会は、1021日(土)にゼビオアリーナ仙台にて開幕します。昨シーズンを終え、ベテランや主力選手が数多くコートを去り、今シーズンは新たなスターの誕生が待たれるシーズンとなります。
 
 女子のオープニングゲームは、昨シーズンのファイナルを戦ったNECレッドロケッツと久光製薬スプリングスがいきなり対峙します。王者に輝いたNECは、大黒柱だった近江あかりやリベロの鳥越未玖が引退し、新たな軸の台頭が期待されていますが、全日本の主力選手として活躍した古賀紗理那や島村春世らが存在感を放つでしょう。また若い選手も十分力を持っており、山口かなめや岩﨑紗也加らベテラン陣との融合で二連覇を目指します。対する久光製薬は、黒鷲旗やアジアクラブ選手権を戦った若手選手の成長も強みに、今季も豊富な戦力で頂点奪取を狙います。岩坂名奈、新鍋理沙、石井優希、野本梨佳ら、全日本で躍動したメンバーを軸に安定した戦いが予想されますが、まずは開幕戦でファイナルの雪辱を期します。
 
 土曜日の第2試合目は共に一年での「V・プレミアリーグ復帰」を果たしたデンソーエアリービーズと上尾メディックスの対戦となります。デンソーは、高い守備力と攻撃力を発揮して今年の黒鷲旗で優勝を飾っており、川北元新監督の手腕に期待がかかります。全日本で存在感を見せた鍋谷友理枝や、全日本でも存在感を発揮した石井里沙ら技巧派選手に、V・チャレンジリーグⅠの最高殊勲選手賞を受賞したクリスティアネ,フュルスト、さらに若手の成長が加われば上位争いに食い込む実力は十分です。上尾も全日本のセッターとして堂々とチームを引っ張った冨永こよみ、188㎝の長身を生かしたプレーが武器の松本亜弥華に、キューバ出身のカルカセス,ケニアが加入し、台風の目になり得る存在です。
 
 昨シーズンを3位で終えた日立リヴァーレは、かつて全日本でも活躍した甲斐祐之新監督の下、新たな船出を切ります。高速コンビバレーを展開する中でも、セッターでキャプテンの佐藤美弥とジャクソン,カースティのコンビネーションは息がビッタリ。スピードあふれるクイックや移動攻撃で相手を翻弄します。主力だった内瀬戸真実がチームを離れましたが、間橋香織や長内美和子らの若手がその穴を埋めることができるか期待が集まります。V・プレミアリーグ復帰2年目のJTマーヴェラスも経験豊富な選手が退団し、今シーズンはさらに若返ったチームで戦い抜きます。8月のアジア女子選手権大会では小幡真子が、9月のグラチャンバレーでは井上琴絵がベストリベロ賞に輝くなど、全日本でも目立つ活躍を見せたリベロ二人が在籍しており、起用法や活躍に注目です。今シーズンからキャプテンを務める奥村麻依が全日本での経験を生かしてチームをけん引し、セッターの田中美咲や、攻守で躍動する田中瑞稀らのプレーで、昨シーズンに果たせなかった優勝を虎視眈々と狙います。
 
 開幕週の最終試合はトヨタ車体クインシーズと東レアローズが戦います。トヨタ車体は荒木絵里香が豊富な経験と気迫でチームを引っ張り、攻守でチームを支える新キャプテンの髙橋沙織、最優秀新人賞の小田桃香ら実力派の若手選手の活躍を武器に、長いリーグを駆け抜けます。外国籍選手は、過去2シーズンで猛打をふるったポリーナ,ラヒモワに代わりトルコのネリマン,ゲンシュレックを獲得。新たな大砲がチームの浮沈を握ります。
 
 木村沙織や迫田さおりらレジェンドと呼べる選手の引退を受け、世代交代真っただ中の東レは、全日本にも選出された堀川真理、木村美里、キャプテンの田代佳奈美らが昨シーズンの経験を糧にさらなる高みを目指します。女子バレーボール界のホープとも言える黒後愛ら若き戦力の活躍や成長が楽しみです。
約5ヶ月間に渡って繰り広げられる、頂点を目指す熱い戦いをお見逃しなく。
 
 
 

 

■V・プレミアリーグ男子





 男子も女子同様に昨シーズンからベテランや主力選手の数多くがコートを去り、今シーズンは新たなスターの誕生が待たれるシーズンとなります。2017/18シーズンは翌シーズンからスタートする新リーグへ向けての重要なステップでもあり、各チームに若手の台頭もある中、フレッシュでハイレベルな戦いが期待されています。
 
 男子大会はサントリーサンバーズ対JTサンダーズ戦で今シーズンの幕を開けます。昨シーズンはあと一歩のところでファイナル3進出を逃して4位となったサントリーは、長きに渡ってチームを支えた山村宏太が引退、柳田将洋はドイツ(TVインガーソル・ビュール)に移籍しました。今シーズンは、スタメンセッターに定着した山本湧、最優秀新人賞に輝いた藤中謙也ら元気のいい若手選手が揃うチームを、新キャプテンの米山達也がまとめます。荻野正二 新監督のもと、新たなスタートを切ったサントリーに注目ください。対するJTは、昨シーズンは勝ち星に恵まれず、V・チャレンジマッチに回ったため、今年は雪辱を期すシーズンとなります。これまでチームを引っ張った越川優はビーチバレーボールに転向しましたが、オーストラリアから212cmのエドガー,トーマスを獲得し、黒鷲旗やグラチャンバレーで存在感の光った山本将平、キャプテンの深津旭弘ら経験を積んだ選手たちの活躍が、巻き返しの鍵を握ります。
 
 パナソニックパンサーズはFC東京と初戦を戦います。序盤の連勝から、中盤以降に失速して5位フィニッシュとなったパナソニックは、ベテランと若手がそれぞれの持ち味を発揮し、チーム力を上げています。チーム内トップのアタック決定率をたたき出した福澤達哉、リベロの永野健、ミドルブロッカーの白澤健児らと、久原翼らの若手が融合し、全日本のキャプテンを務めたセッターの深津英臣、山内晶大らの台頭も著しいです。今季で2シーズン目となるポーランド出身のミハウ,クビアクがチームに世界トップレベルの技術や勝利への執念をもたらし、充実の戦力で優勝を目指します。一方のFC東京も着実に力をつけて、今シーズンは下剋上を狙います。スパイク賞の栗山英之、大黒柱の手塚大、Vリーグでの実績十分なペピチ,ミラン、新キャプテンに就任したサウスポーの長友優磨らが、地元・東京の開幕戦で躍動します。
 
 22日(日)は昨シーズンのファイナルカードの再戦、東レアローズ対豊田合成トレフェルサの一戦が組まれています。米山裕太、富松崇彰らのベテランと若手の融合で、8シーズンぶり3回目の優勝を果たした東レは、その活躍を評価され今夏の全日本に多くの選手を送り出しました。なかでも、セッター藤井直伸とミドルブロッカーの李博のコンビは存在感を放ち、その経験を糧にさらなる活躍が期待されます。最高殊勲選手賞に輝いたジョルジェフ,ニコラは退団しましたが、新たにカナダ代表のエースも務めたギャビン,シュミットを獲得。最高到達点372cmから打ち下ろす大砲を武器に連覇へ向けてまい進しています。
逆に、その東レの前に連覇を阻まれた一昨シーズンの王者・豊田合成も王座奪還に燃えています。グラチャンバレーでも躍動した山田脩造をはじめ、ミドルブロッカーの傳田亮太らの若手をリベロの古賀幸一郎ら頼もしいベテラン勢の活躍で引っ張ります。夏に行われたアジアクラブ選手権では準優勝という好成績を残し、また今シーズンより、コーチングスタッフも新たに加わり、再び頂点へ上る準備はできています。
 
 開幕週の最終試合はジェイテクトSTINGSが堺ブレイザーズと対戦します。ジェイテクトはファイナル3のゴールデンセットで惜しくも涙を呑みましたが、チーム史上最高位の3位で昨シーズンを終えました。新監督には、全日本でもコーチを務めたアーマツ,マサジェディ監督を迎え、キャプテンには浅野博亮が就任。ユニバーシアードでのメダル獲得に貢献した福山汰一ら若手も充実しており、昨シーズンを超える順位を目指して、エンジン全開で臨みたいところです。2シーズン目の真保綱一郎監督率いる堺は、全日本でオポジットとしても活躍した出耒田敬を筆頭に中堅層の戦力が充実しています。またユニバーシアードで司令塔として活躍した新人セッター山口頌平ら若手の力が上位浮上のきっかけとなるでしょう。
 
今シーズンもハイレベルな争いが繰り広げられ、混戦が予想される男子。序盤から目を離さずに、ご注目ください。