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V・プレミアリーグ ファイナル (3/17~18)の見どころ

2018/03/16


 

■V・プレミアリーグ女子大会


2017/18V・プレミアリーグもいよいよ今週の1試合でフィナーレとなります。先週3月10日に名古屋の日本ガイシホールで行われた第1戦は、久光製薬スプリングスがJTマーヴェラスにセットカウント3-0で勝利しました。これで久光製薬が1勝となり、今週の対戦で久光製薬が再び勝てば今シーズンの優勝が決定。逆にセットカウントに関係なくJTが勝利すれば、試合終了後にゴールデンセット(優勝チームを決める25点制の1セットマッチ)が行われます。ゴールデンセットに突入すれば、日本の女子バレーボールで初めてのこととなります。

先週の試合では久光製薬が終始流れを渡さずにJTを圧倒しました。「こちらは経験の浅い選手が多く、緊張してガチガチだった」と吉原知子監督が振り返ったように、JTは試合の立ち上がりからなかなか自分たちのペースをつかめず、第1セットを9-25の大差で落としました。JTは、久光製薬の狙いすましたサーブでサーブレシーブを崩され、エースのミハイロヴィッチ,ブランキツァにいいトスをなかなか供給することができず、得点源を封じ込められます。最終的にはセットを奪うことが出来ませんでしたが、第2セット以降は固さも徐々にほぐれ、第3セットではリードする場面もありました。ペースをつかんでいるときは、ミハイロヴィッチの強打に加えて、奥村麻依や芥川愛加らセンター線の機動力を生かした得点も増えています。そのためには、まずはサーブレシーブの安定が求められますが、この1週間で修正して立て直してくることでしょう。

一方の久光製薬は、サーブで崩されて今シーズン初黒星を喫したファイナル6の借りを、同じ展開で返しました。酒井新悟監督は、「前回はサーブで崩されたので、こちらがサーブで主導権を握りたいと臨み、終始、握ることができた」と手応えを語っています。久光製薬は、サーブが走ったことでJTの攻撃陣の的を絞ってボールを拾い、石井優希や新鍋理沙のサイド陣に、アキンラデウォ,フォルケや岩坂名奈のクイックなどバランス良い攻撃でリズムをつかみました。今週もその再現で連勝を狙いますが、JTが対策を講じてきたときにどう対応できるかが鍵となります。

7年ぶり2回目の優勝を目指すJTが取り返してゴールデンセットへ持ち込むのか。久光製薬が連勝して2年ぶり6回目の王座奪回を果たすのか――。勝負の2戦目にご期待下さい。


 

■V・プレミアリーグ男子大会


今週日曜日に行われるV・プレミアリーグ男子のファイナルで、オールスターゲームを除く2017/18Vリーグの全公式戦が終わり、また来シーズンから開幕する新リーグに向けての節目の試合になります。今シーズンのファイナルは、4年ぶり5回目の優勝を狙うパナソニックパンサーズと2年ぶり2回目の頂点を狙う豊田合成トレフェルサの対戦です。名古屋で行われた第1戦では、ファイナル6を1位通過したパナソニックが、地元・愛知県でのファイナルに臨んだ豊田合成を相手にストレート勝利を飾りました。今週の対戦でパナソニックが再び勝てばその時点で優勝が決定。逆にセットカウントに関係なく豊田合成が勝利すれば、優勝の行方はゴールデンセットに持ち越されます。

パナソニックは先週の試合で、サーブで攻め立てて14のブロックポイントを積み重ねるなど、相手にリズムを渡さず、常に自分たちのペースで試合を進めました。川村慎二監督が「サーブが機能し、ブロック、レシーブともにリズムに乗れた。相手を研究して、サーブで崩して、そこからブロックという効果的な点の取り方ができた」と胸を張ると、キャプテンの深津英臣も「勝てたこと以上に、練習でやってきたことがコートで出せたことがうれしい」と準備の成果を語りました。エースの清水邦広を欠く中、VOMを獲得した福澤達哉やミハウ,クビアクが躍動し、清水に代わって出場した今村貴彦も存在感を放ちます。今週もその勢いのままに、2連勝でのシーズン王者の座を狙います。

対する豊田合成は、こちらもエースのイゴール,オムルチェンをファイナル3の試合中の負傷で欠きながら、オポジットには椿山竜介を起用しました。大きな声でチームを鼓舞する高松卓矢も「あれだけサーブで攻められ、ブロックでタッチを取られ、自分たちのやりたいことができなかったのではダメ」と反省を口にしながら、「しっかり反省をして、やるべきことをやれば結果はついてくると思う」と今週へ意気込みました。イゴールの出場可否にも注目が集まりますが、しっかりと切り替えて、対策を重ねて今週の一戦に集中してくるでしょう。豊田合成が優勝するには、まず今週の試合で勝利してゴールデンセットに持ち込む必要があります。豊田合成は2年連続でファイナル3のゴールデンセットを戦い、2度とも制して勝ち上がってきました。この経験とジンクスを後押しに、ゴールデンセット“3連勝”を目指します。

パナソニックの2連勝か、ゴールデンセットで豊田合成か――。熱い最終戦にご注目下さい。