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2015/16Vリーグ 今週のみどころ【第8週版】

2015/12/04

★V・プレミアリーグ女子

 前週、独走態勢に入るかと思われた東レアローズが久光製薬スプリングスのパワーに圧倒されると、翌日は9連敗と苦しんでいたトヨタ車体クインシーズにフルセットで惜敗。久光製薬、NECレッドロケッツが連勝と徐々に地力を見せ始め、2レグ中盤になって混戦模様を深めてきました。下位に苦しむチームにとってはここがV・ファイナルステージに進出できるかの頑張りどころです。
 2シーズン前は四強に進出したものの昨シーズンは8位となり、V・チャレンジマッチに沈んだトヨタ車体は今シーズン、アゼルバイジャンの得点源ポリーナを獲得。開幕戦で前回リーグの覇者NECを破り、波に乗るかと思われましたがそこからはまさかの9連敗。エースでまとめ役の竹田が試合中のアクシデントで退場するなど不運も重なり、9連敗中は実に4試合がフルセット、ストレート負けは1試合のみと「あと一歩…」と勝利をつかめずにいました。しかし前週の東レ戦ではホームの大声援に後押しされ、持ち前の1本を大切にするバレーが実を結んで連敗を脱出しました。今週は函館(北海道)でNEC、久光製薬と調子を上げてきた2チームと対戦。ファイナル6入りを目指すには是が非でも倒さなければならない相手に対し、特にポリーナ、高橋のエース陣に期待が集まります。
 また、昨シーズンは初昇格でいきなりの3位の活躍を見せた上尾メディックスも、今シーズンは「2年目のジンクス」なのか壁にぶち当たっています。荒木絵、マーフィーを軸としたバレーは変わりませんがマークがきつくなりなかなか連続得点を奪うことができていません。上尾もストレートで敗れたのは1試合のみで、競り合いの中で前述の2人のキーマン以外の選手の頑張りがポイントとなりそうです。上尾も同じく函館でNEC、久光製薬と対戦します。
 連敗を喫した東レは気を引き締め直し、金沢(石川)でのホームゲームにてデンソーエアリービーズ、日立リヴァーレを迎え撃ちます。
 
 
アゼルバイジャンで得点源のポリーナ選手(トヨタ車体クインシーズ)
 
 
 

★V・プレミアリーグ男子

   
 豊田合成トレフェルサの快進撃が止まりません。開幕から8連勝(昨シーズンのレギュラーラウンドからは11連勝)を記録しています。前週はJTサンダーズに追いすがれながらも、最後は力で押し切るなどその実力は本物です。今週は砺波(富山)でホームゲームを戦います。その対戦相手であるパナソニックパンサーズ、東レアローズも上昇気流に乗って浮上してきました。
 パナソニックはブラジルリーグへ留学した福澤の穴を渡辺が開幕からスタメンに起用され、安定した活躍を見せています。196㎝と日本人選手の中では大型のアウトサイドの選手で来春に開催されるオリンピック最終予選へニューパワーとしても期待できます。また、清水・ダンチのベテランも調子を上げており、NEXT4と呼ばれるワールドカップで活躍した山内の加入をチームも発表(出場できるのは次週から)し、陣容も揃い、昨シーズン6位に終わった屈辱に燃えます。
 また東レも昨シーズンはV・チャレンジマッチ(7位)に沈み、今シーズンは「名門復活」に燃えています。チームキャプテンの渡辺を中心に常に声を出し、全員で盛り上げ1本1本を堅実に決めていきます。特に207㎝の伏見、ケガからようやくフルタイムで戦える準備のできた星野の若手が力をつけています。また、新加入のジョルジェフの得点能力の高さも必見です。
 その2チームと連勝街道を走る豊田合成の試合に注目です。

 
連勝をどこまで伸ばせるか、豊田合成トレフェルサ
 

 

★V・チャレンジリーグⅠ女子


 女子5週は、富谷大会(宮城県)と広島大会(広島県)にて開催します。
 富谷大会は、仙台ベルフィーユの今季初のホームゲームとなります。仙台は、プレミアリーグ経験者も多数在籍しており、中でもウイングスパイカー雨堤はすばらしい活躍を見せており、チームに欠かせない存在となっています。昨シーズンより、元全日本女子監督の葛和氏を監督として迎え、V・チャレンジリーグ初優勝を目指しています。その仙台は、今後さらに勢いを増せるように、ホームゲームでのKUROBEアクアフェアリーズ、PFUブルーキャッツ戦の2試合を勝ちきりたいところです。
 一方の広島大会では、年々順位を上げてきていて、今シーズンは更なる上位を目指すJAぎふリオレーナと、ホームチーム大野石油広島オイラーズが対戦します。
 JAぎふは、ライト側からの攻撃力をあげて、機動力を生かしたバレーを組み立てることが4強進出へのキーとなるでしょう。上位進出を目指すには、昨シーズン1勝もできなかった大野石油広島必ず倒さなくてはなりません。今後を占う意味でも試金石の一戦となりそうです。
 V・チャレンジリーグⅠ女子は今週で年内最後の開催となります。
 

ホームゲームで地元の声援を受け、勝ちきりたい仙台ベルフィーユ


 

★V・チャレンジリーグⅠ男子


 男子4週は、えびの大会(宮崎県)にて開催します。
 先週、開幕4連勝と好調の大同特殊鋼レッドスターは、警視庁フォートファイターズと対戦しましたが、警視庁のサーブに崩され自分たちのリズムが作れずストレートで敗れ、その結果、大分三好ヴァイセアドラーに首位の座を譲りました。
 現在の首位の大分三好から4位の警視庁までは僅か1ポイント差と詰まっており、今リーグは例年以上に大混戦となりそうな気配です。そのため上位チームにとっては目標とするV・チャレンジマッチへ出場するには、下位チームとの勝利数が非常に重要となってきます。
 一方開幕直後から苦戦を強いられ、波に乗れず毎試合厳しい戦いが続いていた6位の東京ヴェルディですが、窮地を救ったのはベテランの飯塚。先週の須坂大会では2日間でアタックだけで合計67点をたたき出す大活躍をし、V・チャレンジリーグⅠ男子の最多得点者となりました。飯塚の他にも力強いジャンプサーブが魅力のキャプテン中村や、攻撃的なトスワークが持ち味のセッター田尻など有する東京ヴェルディ。サポーターの応援を力に、今一番勢いにのるチームが上位進出を狙います。
 
サポーターの応援を力に上位進出を狙う東京ヴェルディ



 

★V・チャレンジリーグⅡ男子


 今週は、長野県高森町でVC長野トライデンツのホームゲームが開催されます。
 開幕戦で2連勝し、ホームで連勝記録を伸ばしたいVC長野は、地元長野の出身の峯村・栗木・小林の3名を軸に超攻撃型バレーを展開し、地元の声援を受け、アグレッシブなバレーを見せたいところでしょう。
 対戦相手となる近畿クラブスフィーダは、先週の試合で多彩なアタックや力強いサーブで活躍した小林に注目です。そして翌日6日(日)のVC長野と千葉ゼルバが対戦。2リーグ制となったチャレンジリーグⅡで、準加盟チーム同士の対戦は初めてとなります。千葉は、中野の長身を活かした力強いブロックでチームに勢いをつけたいところです。
 

地元での活躍が期待されるVC長野トライデンツ・栗木選手