ごあいさつ

2011/12Vリーグ開幕あいさつ

 
2011/12Vリーグが、いよいよ本日より開幕です。

過日、日本で開催されましたFIVBワールドカップ2011において、全日本女子チームは、あと一歩のところで、ロンドンオリンピックの出場権を逃しました。

しかし、選手たちの懸命な頑張りは、全国の皆様に大きな感銘を与えたことと存じます。

さて、今シーズンのVリーグはキャッチコピーとして
「Vの力! 今できるすべてをかけて」
を掲げました。  

これには2つの思いが込められています。

その1つは、「震災復興」 すなわち、震災と云う大きな試練に立ち向かっている方々に、バレーボールを通して、少しでも元気と勇気を与えられるVリーグでありたい、という思い。

そして今1つは、ロンドンオリンピックへ向けて、更なるレベルアップにつながるVリーグであること、という思い。 

この2つの思いを込めて、「Vの力! 今できるすべてをかけて」 とさせて頂きました。

Vリーグは、あらゆる意味で国内最高峰のリーグ、文字通りトップリーグでなければなりません。

高さとパワーと卓越した技術、そして切磋琢磨する姿に、ファンは共鳴し会場に足を運んで頂けるものだと考えています。

選手の皆さん!
震災で中断してしまった昨シーズンの不完全燃焼の分まで、思いを込めて、どうか「素晴らしい、すごい試合」を見せて頂きますようお願い申し上げます。

また観客の皆様、
本日の開幕戦にこのように多くの方々にお集りいただき誠にありがとうございます。
チームは先程の2つの想いを胸に、最高の試合を展開してくれる筈です。

どうかひとつでも多くの会場へ足をお運び頂き、選手たちに直接ご声援を頂きますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、今リーグを開催するにあたりご協賛いただきました、久光製薬様・アシックス様・ミズノ様・ミカサ様・コカ・コーラ様の各社様、
そして、本日の開幕戦にあたりご尽力頂きました、岡山県バレーボール協会の役員の皆様はじめ関係各位に対し、心より御礼申し上げ、開幕のご挨拶とさせて頂きます。
2010.12.10のプレミアリーグ女子大会開幕あいさつより

 

一般社団法人日本バレーボールリーグ機構
会長(代表理事) 木村  憲治
 

   

はじめに、このたびの東日本大震災でお亡くなりになられた方に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの皆さんの今も続くご苦労とご心痛に対して、心よりお見舞い申し上げます。

2010/11Vリーグは、平成22年11月の開幕以降、順調に日程を消化し、レギュラーラウンドも最終盤にさしかかっておりましたが、東日本大震災の発生のため、急きょ大会は打ち切り、その時点(3月6日終了時点)での成績をもってすべての日程を終了とするという、45年近いリーグの歴史始まって以来の異常な結末となりました。

多くの皆様のご支援を得て、最高の盛り上がりにあったところでの大会打ち切りで、夢と期待を掛け、楽しみにされていたファンの皆様、チーム・選手の皆様はじめ、すべての関係者の皆様には、物足りなさの残るシーズンとなってしまったことに対し、心からお詫び申し上げます。


本年12月から開幕します2011/12Vリーグは、来年にロンドンオリンピックを控え、大会期間は半月ほど短縮されますが、オリンピック出場権獲得はもとよりオリンピックでの上位進出のための重要な大会であります。

Vリーグがそのステップにふさわしい充実した大会となり、中断に終わった2010/11シーズンの分も取り返すような大会にしたいと関係者一同が考えているところであります。

Vリーグ機構は2005年の設立以来、「世界に挑戦」「ファン重視」「地域に密着」「常に発展」「成果の拡大」の『5つのビジョン』を掲げてまいりました。

個々に見れば、それなりに成果を上げてきた部分もありますが、満足すべき結果かと問われれば、不十分であると言わざるを得ません。

国際水準からみた競技力の低下やバレーボール人気の低迷、競技人口の急激な減少などと、長引く不況の影響からチーム母体企業および協賛企業などの経営環境の悪化の常態化など、バレーボールを取り巻く環境は、今や危機的状況にあるといっても過言ではありません。

このような認識に立つと、5つのビジョンに対する具体的成果が急がれます。

私はこの対策の一つとして、『増客プロジェクト(仮称)』を立ち上げ、いろいろな検討と対策を行っていくことを計画中です。
このプロジェクトには、機構内の関係者に、JVAや各地開催地協会の関係者、さらには外部から専門家にも加わっていただき、『我々の愛するバレーボールをすべての人が愛するバレーボール』に作り変えるつもりであります。

昨年9月に代表理事会長に就任以降、リーグの抱える課題、バレーボールの抱える課題について、いろいろな人の意見を聞き、先人の努力の大きさも勉強をしてまいりました。
知れば知るほど、課題の大きさと解決の難しさを痛感し、自らの微力を感じるところですが、皆様のご支援、ご協力を得て、目標達成に向け一層の精進をいたす所存であります。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


2011年6月13日
 

以上